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家庭的保育とは?

 家庭的保育は保育者の居宅、その他の場所で行われる小規模の異年齢保育です。2010年4月から児童福祉法上に位置づけられた保育事業として、保育所と連携しながら、ともに地域の子どもたちを守り育てる役割を担っています。
 待機児童対策や人口減少地域での活用が期待されていますが、子育て家庭の多様なニーズに対応できる保育として、今後、家庭的保育が広がり、家庭的保育を実施する地方自治体、家庭的保育者、家庭的保育を利用する家庭が増えることが期待されています。​​​​​​​​​​​

家庭的保育の歴史

家庭的保育への認識​

家庭的保育の特徴

 家庭的保育の歴史は古く、産休明け保育、保育所不足などの補完のために、地方自治体により創設され、実施されて来ました。また、2000年には、国庫補助事業の家庭的保育事業が創設され、保育所待機児童の対応策としても活用されてきました。

 家庭的保育は、自治体の認定を受けた保育者が職業として行う保育です。保育者の居宅には専用の保育室が整備されています。保育を受ける子どもは、保育所に通うのと同じニーズを持つ子どもです。家庭的保育者がどのような保育を行っているか、是非のぞいてみてください。多くの方が想像している保育とはひと味違う家庭的保育の姿があります。

 しかし、家庭的保育を実施する地方自治体は関東地方の大都市部周辺に多く、また、地方自治体により名称や実施内容が異なり、その数も決して多くはないため、家庭的保育が具体的にどのような保育かよく知られていません。
 家庭的保育という言葉のイメージだけで、「家庭で時間の空いた主婦が行う保育」と思われたり、「一般の家庭生活の中での保育」と思われたり、実情がわからないがゆえの誤解や心配の声も多くあるようです。

①家庭的な環境での異年齢保育
 安全に十分配慮された専用の保育室で、異年齢の子どもがきょうだいのような関係を体験しながら、一緒に育ちます。
②小人数を対象とするきめ細やかな保育
 子どもの数が少ないので、一人ひとりの発達の状況、興味や関心、体質・体調などにきめ細やかに対応します。一人ひとりの子どもの24時間の生活を考え、子どもの生活リズムを尊重します。子どもとの愛着関係が形成されやすく、日々の送迎時の情報交換により保護者とも緊密な信頼関係を築きます。
③地域に密着した保育
 地域の方たちに見守られながら行う保育です。公園などへ外遊びに出かけていき、地域のさまざまな年代の方と交流しています。また、公園で出会う親子の相談にのるなど、家庭的保育者は地域の子育て支援にも一役買っています。

NPO法人お​れんじハウス  ​

 おれんじハウス保育園(西戸部、二俣川、横浜駅前、星川、西葛西、オハナ
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<2017年6月28日更新>

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